不採用メールを開いて、そのまま求人のタブも閉じた。職務経歴書を直すのはもう何度目かわからない。どの会社にも伝わるように書いたつもりの「関係部署と連携」が、自分で読んでも何をしたのかよくわからなかった。

翌日、席に着く前に後輩に呼び止められた。「前に作ってくれた締め日の一覧、今年も使っていいですか」。私が忘れていたファイルだった。





40代の職務経歴書に、いつもの仕事を書いてみた

一覧を開くと、部署ごとに締め時間が違った頃の注意書きが残っていた。私が電話で一件ずつ確認して、誰が見てもわかるように一枚にまとめたものだ。後輩は「これがあると、誰に聞けばいいかで止まらないんです」と言った。

帰宅して「関係部署と連携」を消した。代わりに、誰に聞き、何をまとめ、誰が使えるようになったかを書いた。数字にできないところは、わかる範囲の言葉で残した。

次の求人に応募したのは、その週末だった。結果はまだ来ていない。提出した書類を読み返して、今度はどの仕事のことを書いたのか、一行目から自分でもわかった。